インターネット取引の発達などで、年々数が減少する卸売市場。その新たな活用策として注目を集めそうな施設が横浜でオープンした。市場そのものだけでなく、関係者も新たな挑戦を始めている。
 「(目利きには)自信っていう自信じゃないんですけどね。40年やってますから」
 新鮮な魚を待つ客のため、朝から市場を奔走する横浜市の鮮魚店「浜光水産」の我妻隆志さん。鮮魚一筋40年だが、この日は“新しい一日”の始まりの朝だった。