武尊が“持ってるタイプ”と絶賛! 橋本実生、KHAOS「格闘代理戦争」軍団でプロデビュー
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 K-1系列のイベント「K-1 KHAOS NIGHT」は、対戦カード前日抽選、ファイトマネー総取りトーナメントなど実験的で企画性のあるマッチメイクが恒例となっている。

 9月27日の新宿FACE大会で組まれているのは「K-1選抜vs格闘代理戦争・7対7全面対抗戦」だ。格闘リアリティ番組「格闘代理戦争」出身選手が、ここで揃ってプロデビューすることになる。今回、登場するのはK-1団体戦として行なわれた4th SEASON出場者たち。大将戦でK-1選抜として出場し、橋本実生と対戦する松本日向もこの企画の出場者だ。

 橋本は優勝したTEAM武尊、松本は皇治軍団として出場。団体戦はTEAM武尊が勝利しているが、この試合に松本は出場していなかった。高い実力を認められた両者の“幻の対戦”がプロで実現するのだ。“トーナメント優勝監督”である武尊は、このKHAOSの記者会見にも出席。思い入れのある選手たちのプロデビューに期待を寄せている。

 大会に向けてあらためて話を聞くと、やはり「今回選ばれた7人はプロでも全然通用するでしょう。いいタイミング(での試合)だと思います」と、選手たちの実力に太鼓判。団体戦かつ“抜き試合”での闘いを経験したことも大きいと見ているようだ。

「格闘代理戦争でやったトーナメントは普通の試合形式ではないですから。あれを乗り越えたらプロの試合もできると思います。抜き試合という形式で必要になってくるのは団結力。自分が負けるのは屈辱だけど、そこで腐らず、次の選手に託して応援するのも大事なんですよ。独特な闘いだし、複雑な心境にもなると思います。だからこそいい経験になったはずです」

 各チームで競い合った選手たちが、今回は「格闘代理戦争チーム」としてまとまることも重要だ。「選手たちは、番組でやってきたことに誇りを持ってると思います」と武尊。ただ、対戦するK-1選抜の選手たちの胸中も穏やかではないだろう。

「K-1選抜の側からすれば、デビュー前から注目されてる(格闘代理戦争の)選手への嫉妬、いい意味でのジェラシーがあると思います。試合ではそれをぶつけてくると思うので、そこも見るほうとしては楽しみですね。番組を背負うという気持ちも、叩き上げの意地もある。お互いのプライドがぶつかる試合になるでしょうね」

 TEAM武尊のメンバーだった橋本について、武尊は「現時点で完成されているものがある。ここにパワーがついてきたら一気に行くと思います」とその素質を絶賛。「プロとして華がある。いわゆる“持ってる”タイプかなと。それがデビュー戦で見られるかどうか、楽しみです」とも語っている。もう一人のTEAM武尊出身、岡嶋形徒はまだ未完成ながら「逆に言えば伸びしろしかない」と評価。「スタミナとメンタルの強さが凄いので、デビューしてから化けるタイプのような気がします」と言う。

 選手たちが武尊の期待に応えるか。あるいはK-1選抜が意地を見せるか。ここからスタートするドラマに注目したい。

(C)AbemaTV

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【K-1選抜 vs 格闘代理戦争】K-1 KHAOS NIGHT.9
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