将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の準決勝が9月28日に行われ、広瀬章人竜王(32)が深浦康市九段(47)に116手で勝利し、初の決勝進出を決めた。
JT プロ公式戦は、前年優勝者、タイトルホルダー、前年度の賞金ランキング上位者など、選ばれし12人で争われる。いわば棋界の“トップ12”が集うトーナメント戦だ。持ち時間各10分・切れたら1手30秒未満・考慮時間各5分という、数ある公式戦の中でも超早指し棋戦として知られている。
最近の将棋界では、非常に多く指される角換わり腰掛け銀から始まった対局は、広瀬竜王がリードを奪う展開で進んだが、粘りが持ち味の深浦九段が反撃。終盤もつれたものの、最後は広瀬竜王が振り切った。
広瀬竜王は決勝で、前年覇者の渡辺明三冠(35)と三浦弘行九段(45)の勝者と対戦する。AbemaTVでは、JTプロ公式戦の全局を独占で生放送する。
(AbematV/将棋チャンネルより)