子どもたちに出題した“究極の選択”をめぐり、学校が謝罪するなど物議を醸している。
 山口県岩国市立東小学校と東中学校で「心理教育プログラム」として実施された授業で、担当したスクールカウンセラーが出したのは「トロッコ問題」。トロッコ問題とは、ブレーキがないトロッコの線路の先に縛られて横たわる5人と1人がいる状況で、分岐点にいる自分が「A.何もせずに5人が死ぬ運命」「B.レバーを引いて1人が死ぬ運命」のどちらかを選ぶものだ。