映画監督の周防正行氏(62)が10月4日、舞台では初めて脚色を担当した「プルガトリオ-あなたと私のいる部屋-」の囲み取材に出席し、「珍しく緊張する」と、出演している妻で女優の草刈民代(54)に気遣われるシーンがあった。
1980年代から数々のヒット映画を世に輩出してきた周防氏だが、舞台演劇で脚色を担当するのは、今回が初。草刈、俳優・高嶋政宏(53)の二人芝居に、2年もの歳月をかけて準備を進めてきたという。
手掛けた映画が世界各国で上映され、この日集まった報道陣の何十倍といった人数の前でもスピーチなどをしてきた周防氏だが「僕、こういうところでは緊張しないんですけど…」とポツリ。「珍しく緊張しているんですよ。ここで舞台を作っているとは思っていなかったんで」と苦笑いしていた。
妻の草刈とも自宅でセリフについて語ることがあるなど、手間と時間をかけて作り上げた作品だが、舞台については「高校生のころから好きで、よく見ていたんですよ。でも(仕事として)映画を選んだ時に、舞台は選択肢から外れていたので。こんなこともあるんだな」と、60歳を迎えてからの新たな挑戦が形となったことに、胸を高鳴らせていた。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)


