米倉涼子、低髄液圧症候群で出演危機だった 「ドクターX」への意識の変化「医者に頼る気持ちを実感」
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 女優の米倉涼子(44)が、主演を務める連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」第6シリーズの制作発表記者会見に登場、撮影前に低髄液圧症候群と闘病していたことを明かした。

 「ドクターX」は、フリーランスの天才外科医・大門未知子が、病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さずに突き進む姿が描かれた医療ドラマ。「いたしません」「私、失敗しないので」といった名セリフも話題となり、2017年の第5シリーズまで、平均視聴率20%以上という大ヒット作になっている。

 米倉は、2年ぶりの放映となるドクターX新シーズンを演じての感想を「久しぶりなので緊張しますし、嬉しいです」とコメントした後、今年7月から始まったブロードウェイミュージカル「CICAGO」の舞台に上がる1か月前に、低髄液圧症候群を患っていた事を告白。「まっすぐ歩けない、やる気がでない、2週間安静のままだった。練習もできないままだった」「このままドクターXもできなくなるんじゃないかという気持ちがあった」と当時の不安な気持ちを振り返った。その際、本ドラマを監修している脳外科医師に相談し、様々なアドバイスや処置をしてもらったという。「なんとか舞台に立てるようになったので先生方にお礼を言いたい、本当にありがとうございました」と深々と頭を下げた。

 また、米倉は、病を患った経験から「ドラマの中に『医者も患者になるべきだ』というセリフがあったが、本当にお医者様に頼る気持ちや、的確なアドバイスや処置をすぐに求める気持ちが実感できた」とコメントし、「大門未知子みたいな先生が求められているというのを改めて感じて、気合が入っている」と新シーズンに向けての意気込みを語った。

 米倉の挨拶に対し、共演した遠藤憲一は「治療していた事を知らなかった」と驚いた様子を見せた後、「しっちゃかめっちゃかになるのが涼子ちゃんなのに、理路整然と話している姿におどろいた。ちゃんと話せるんだ(笑)」とコメントすると、会場は爆笑に包まれた。

 会見の最後に、米倉は「一生懸命ふざけている所と、一生懸命オペして直そうとしている真剣な部分の共存。これだけは他のドラマに負けない」と語った後「本当に楽しいドラマです」と締めくくった。

 ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(第6シリーズ)は、テレビ朝日系にて10月17日より毎週木曜21時放送。

▶動画:米倉涼子、低髄液圧症候群で「ドクターX」出演危機だった

動画:米倉涼子、低髄液圧症候群で「ドクターX」出演危機だった
動画:米倉涼子、低髄液圧症候群で「ドクターX」出演危機だった

▶エピソード一覧:ドクターX~外科医・大門未知子~

エピソード一覧:ドクターX~外科医・大門未知子~
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