テレビ朝日系の人気ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」第6シリーズの制作発表会見が10月7日に同局で行われ、俳優・市村正親(70)が、ブラジル日系二世の役で初参加することについて「この顔の濃さで乗り切りたいと思います」と語り、周囲の笑いを誘った。
「ドクターX」は、フリーランスの天才外科医・大門未知子が、病院組織で数々の騒動を巻き起こしながらも、外科医の本質である手術や治療を成し遂げるため、一切の妥協を許さずに突き進む姿が描かれた医療ドラマ。「いたしません」「私、失敗しないので」といった名セリフも話題となり、2017年の第5シリーズまで、平均視聴率20%以上という大ヒット作になっている。
レギュラー出演者の俳優・岸部一徳(72)が「新しいキャストが入ってくると、新鮮さで刺激されるし、対抗してやってやらないといけないなと思う。今回は人数もかなり多く、強力な人たちが入ってきたので、ますます面白いドラマになる」と新シリーズを紹介したが、新キャストの中でも重要な役柄なのが、市村演じるブラジル日系二世のニコラス丹下。東帝大学病院の新副院長として就任し「私に救えない企業はない」という決めゼリフを持っている。
会見でコメントを求められた市村は、ブラジル日系二世の設定に沿ってか、ポルトガル語で簡単にあいさつ。司会者から「ぜひ日本語パターンも…」と求められると「テレビで見ていた世界に入っているとは僕も信じがたいです。この顔の濃さで最終回まで乗り切りたいと思います」と微笑んでいた。
(AbemaTV/『AbemaNews』より)



