将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が10月10日に行われ、野月浩貴八段(46)が梶浦宏孝五段(24)に持将棋・指し直しの末、123手で勝利した。野月八段は、このあと午後7時30分から金沢孝史五段(46)と、二次予選進出をかけて対局する。
午後2時から対局を開始した両者は、お互い入玉を果たし、午後5時23分に271手で持将棋が成立。30分間の休憩を挟んだ後、先手・後手を入れ替えて、午後5時53分から指し直しとなった。両者とも持ち時間を使い果たしてしまったため、初手から1手60秒という超スピード戦に。終盤、形勢が揺れ動く中、野月八段がなんとか振り切った。