10日のTwitterトレンドの1位に「養生テープ」が入り、その使い方に注目が集まっている。
養生テープは塗装時のマスキング用として使用されることが多く、粘着力が弱めではがしやすく、ちぎりやすい特徴を持つテープのことで、10日朝の情報番組で「台風への備え」を特集し、その中で窓ガラス飛散防止対策として養生テープが紹介されたことでトレンド入りしたという。
それを受けて、実際の店舗でも養生テープの売り切れが続出しているという。東急ハンズは「各店舗の在庫数に違いはあるが、ほとんど売り切れている」とコメント。包装用テープメーカーの寺岡製作所でも「緑色養生テープの在庫が残りあと少しで、他の製品は売り切れです」と回答している。
また、養生テープの窓ガラス飛散防止効果について検証した動画も、380万再生を超えるなど注目を集めているという。養生テープを窓ガラスに貼ること有効性について、科学ジャーナリストの寺門和夫氏に話を聞いた。寺門氏は「養生テープを貼っても強度にほとんど変化はない。貼るのであれば引っ張る力が強い業務用のガムテープなどがいいが、あくまでも飛散防止が目的で、テープの貼り方は(「米」だけではなく)「田」でもよい」と、補強の効果はないが飛散防止作としては効果がある旨のコメントを寄せた。
養生テープの貼り方は「家の内側から貼る(ガラスが割れても飛散を軽減できる)」「縦・横・斜めに貼る(心配であれば外枠にも貼る)」ことがポイントで、そのほか「ダンボールで補強してもOK」とのこと。また、網戸は取り外して室内に取り込んでおいた方がいいそうだ。
(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)
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