「鬼滅の刃」冨岡義勇役や「おそ松さん」松野おそ松役などで知られる声優の櫻井孝宏と、「ぼくたちは勉強ができない」唯我成幸役や「あんさんぶるスターズ!」七種茨役などで知られる声優の逢坂良太が、AbemaTVの声優トークバラエティ「声優と夜あそび」にゲスト出演した。
10月より「声優と夜あそび」では、浪川大輔(「ルパン三世」石川五ェ門役や「BLEACH」ウルキオラ・シファー役など)と谷山紀章(「文豪ストレイドッグス」中原中也役や「進撃の巨人」ジャン・キルシュタイン役など)の木曜MCタッグが復活した。10月より「実況パワフルプロ野球(パワプロアプリ)」と「ダイヤのA act II」コラボシナリオが配信されていることを記念して、アニメ「ダイヤのA」に出演する逢坂良太(沢村栄純役)と櫻井孝宏(御幸一也役)が、10月10日に生放送された「声優と夜あそび」にゲスト出演した。
野球アニメと野球ゲームのコラボということで、声優界で最強ラインナップを考える「声優ベストナイン」企画が行われた。浪川が「ピッチャーで、7番とか8番に神谷(浩史)くんがいるとパンチのあるチームになる」と提案すると、谷山も「下位打線の核になる」と納得した様子だった。「2番バッター最強説」など野球談義を交えながら、大塚明夫、大塚芳忠、山寺宏一、緒方恵美という強力打線を組んでいった。その後もさまざまなアイデアのもと、メンバーに変更が加えられ、ああでもないこうでもないと議論が盛り上がった。
また、「声優能力パラメータを作ろう」企画として、それぞれの声優としてのパラメータについても語り合った。逢坂の“パワー(現場を引っ張る力)”が話題に上ると、櫻井が「『ダイヤのA』すごく頑張っている。始球式もいろんなところに行って、何球団行ったかわからないレベル」と証言した。さらにアドリブ力についても、櫻井は、「この前けっこう長いシーンをアドリブで埋めないといけなかったんだけど、すごく考えてきて面白かった」と逢坂を称賛した。ほかにも櫻井は、「(逢坂は)耳が良い。その人の特徴をつかんで、自分の声で表現するのが上手い」など逢坂を褒めていた。
櫻井のパラメータを考える中で、“パワー”の話題になると、浪川が「どちらかというと、ゆるキャラですよね」と指摘して、櫻井も「そうかも。あまり現場に働きかける意識はそこまでない」と認めた。逢坂は、「話しかけやすい方ですけど、芝居ではすごく引っ張ってくれる」と語った。また、逢坂が「櫻井さんが現場を体調不良で休んだのを聞いたことがない」と指摘すると、櫻井も「こう見えて、それはあまりないかも」と認めた。MC陣から「見た目に反して元気」などとイジられると、櫻井は、「フレッシュなミイラって言われたことがある。なりたてのゾンビとか」と明かして笑いを誘った。和気あいあいとした雰囲気ながら、それぞれの声優としての強みが語られるトーク内容となっている。