
日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる第35期鳳凰戦A2リーグの第8節A卓が10月15日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、ダンプ大橋が4戦3勝の快進撃で、卓内トップを獲得した。また、山田浩之は役満・四暗刻単騎をツモアガリする快挙を達成した。
前節までに16人中13位と、下位4人の降級圏にいたダンプは、1回戦でラスを引いたものの、2回戦から怒涛の3連勝。大きくポイントを伸ばし、降級圏からの離脱に成功した。それでも「抜け出したとはいえ、降級ボーダーが例年に比べ高すぎるので、全然気が抜けないですね」と、さらに気を引き締めていた。
【試合結果】
1位 ダンプ大橋 +53.7
2位 山田浩之 +45.0
3位 内川幸太郎 ▲17.2
4位 猿川真寿 ▲81.5
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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