「しくじり先生 俺みたいになるな!!」にタレントのアンミカが出演し、ハリウッド女優アンジェリーナ・ジョリーの波乱万丈な半生から学ぶ「絶望の中で光を見つける授業」を行った。
過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験を教えてくれる当番組。番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”として平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、俳優の磯村勇斗、STU48の瀧野由美子、9nineの西脇彩華が出演。AbemaTVでは地上波未公開シーンを含めた完全版が放送された。
2000年、アンジェリーナは当時24歳のときにアカデミー助演女優賞とゴールデングローブ賞における最優秀助演女優賞を受賞。日本でも“アンジー”の愛称で抜群の知名度を誇っている。一見、華やかな人生を送っているように見えるアンジェリーナだが、アンミカは「常に人生に絶望していたのではないか」と話す。
アンジェリーナは幼い頃に両親が離婚。引き取った母親はベビーシッターに育児を任せきりで、ほとんど親の愛情を受けずに育った。唯一の心の拠り所は祖父だったが、アンジェリーナが9歳のときに他界してしまう。
その後アンジェリーナは、ナイフを大量に集めて部屋に飾り、投げるなどして遊ぶようになったという(アンドリュー・モートン著『アンジェリーナ・ジョリー 暴かれた秘密』より)。ナイフの危険な香りやスリルに夢中になったアンジェリーナについてアンミカは「愛情に飢えていたために、ナイフ収集にのめり込んでいたのではないか」と分析した。
14歳のときには、父に付き添って初めて日本を訪れ、漢字で「死」というタトゥーを背中に入れたこともあったアンジェリーナ。アンジェリーナがここまで絶望を引きずっていたのはなぜなのか。アンミカは「過去の不幸にばかり目を向けてしまって、未来の明るいところを見る努力が足りなかったのではないか」と語る。
続けて「人は毎日3000回も選択をしている」といい、その3000回で前向きな選択をすることで、絶望から解放してくれると持論を展開。“アンミカ式”の絶望の対処法を紹介した。
(「しくじり先生 俺みたいになるな!!」より)