「しくじり先生 俺みたいになるな!!」にタレントのアンミカが出演し、ハリウッド女優アンジェリーナ・ジョリーの波乱万丈な半生から学ぶ「絶望の中で光を見つける授業」を行った。

 過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが、自らのしくじった経験を教えてくれる当番組。番組には“担任役”としてオードリー若林正恭、“生徒役”として平成ノブシコブシ吉村崇、ハライチの澤部佑、俳優の磯村勇斗、STU48の瀧野由美子、9nineの西脇彩華が出演。AbemaTVでは地上波未公開シーンを含めた完全版が放送された。

「3日間吐き続けた…」殺し屋を雇ったハリウッド女優 孤児を引き取り“母”になるまで
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 日本でも“アンジー”の愛称で抜群の知名度を誇るアンジェリーナ。しかし、幼少期に祖父の死や母親のネグレクトを経験し、幼少期から常に絶望が隣にあった。アンミカの授業によると、アンジェリーナは17歳のときには映画『サイボーグII』で初主演を任されたが、あまりの出来の悪さに自分にショックを受け、完成試写を見た後、3日間吐き続けたという。

 俳優のジョニー・リー・ミラーと20歳で結婚したアンジェリーナは、その2年後、自分を殺すための殺し屋を雇うという驚きの行動に出た。当時、映画で不幸な人生を歩む主人公を演じていたが、その役にのめり込んでしまい、人生に絶望。自殺を考えてしまったのだ。

 殺し屋からは「とりあえず1カ月考えてみて。それでも気持ちが変わらなかったら僕のところへおいで」と説得されたアンジー。スタジオから驚きの声が上がると、アンミカは「殺し屋めっちゃええ奴やったんですよ!」とユーモアを交えつつ、殺し屋も「有名人を殺すリスク背負いたくなかったのでは」と冷静に推測した。

 アンジーは3年の結婚生活を経て離婚に至るも、仕事ではアカデミー賞とゴールデングローブ賞の助演女優賞をW受賞するなど、大スターへの道を駆け上っていく。しかし、アンミカは「アンジーは心の中では常に絶望を抱えていたのではないか」と指摘する。

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 アンジェリーナの転機は25歳のときだった。代表作『トゥームレイダー』の撮影で、アンジェリーナは初めてカンボジアに訪れた。

 カンボジアで大きな苦難を抱えながらも前向きに生きる人々を目の当たりにしたアンジェリーナ。彼らの生き方に強い感銘を受け、撮影後もカンボジアを訪れて慈善活動を始め、これが人生の大きなターニングポイントとなった。

 その後、現地の孤児を引き取り、かつては自分を殺す殺し屋を雇ったアンジェリーナが、今度は命を救う側に。現在は6人の子どものシングルマザーであり、過去のインタビューなどでアンジェリーナは「自分を傷つける日々は、養子を迎えることで終息を迎えた」と語っている。子どもという存在によって、絶望の中に光を見出したことがうかがえる。

(「しくじり先生 俺みたいになるな!!」より)

▶︎動画:「しくじり先生」アンジーの肩に入った“死”のタトゥー(15分30秒ごろ~)

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▶︎本編:「しくじり先生 俺みたいになるな!!」各話リスト
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