将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が10月17日に行われ、佐藤秀司七段(52)が長岡裕也五段(34)に83手で勝利し、二次予選進出を決めた。
 横歩取りから始まった対局は、頻繁な大駒の交換から、佐藤七段が長岡陣の攻略に成功。反撃に対しても確実に切り返した。
 ◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度と藤井聡太七段(17)が2連覇している棋戦としても知られている。