日本で行われているラグビーW杯日本大会で史上初となる8強入りを果たすも、20日の準々決勝で世界ランキング4位の南アフリカに「3-26」で敗戦。4強進出という新たな歴史を作ることは叶わなかった日本代表(同6位)。しかし、多くのインパクトを残した日本代表の快進撃を受け、元ラグビー日本代表で現役最年長記録を持つ伊藤剛臣氏が、ラグビーW杯にまつわる日本代表「屈辱と涙の30年」を振り返った。
1987年に第1回大会が開催されたラグビーW杯だが、当時高校1年生だった伊藤氏は時を同じくしてラグビーを始めることになる。招待されて出場した日本代表は全敗だったが、当時絶大な人気を誇ったTBSのスポ魂ドラマ『スクールウォーズ』などの影響もあり、競技人口は最も多い時期だったという。