蒼井そらが『激レアさんを連れてきた。』に登場し、中国版Twitterである微博でフォロワー1900万人に至るまでの軌跡を明かした。
Abemaビデオでは、テレビ朝日のレギュラー番組『激レアさんを連れてきた。』の完全オリジナル企画である“特別版”を配信中。今回登場した「激レアさん」は、日本のみならずアジアで女優・歌手・タレントとマルチに活躍する蒼井そら。セクシー女優からアジアの一大スターとなった「蒼老師(日本語で“蒼井センセイ”の意)」は、中国で人気のSNS「微博(ウェイボー)」でファンとの交流も欠かさず行っている。
蒼井が中国という国を意識した最初のキッカケは、2010年4月11日に自身のTwitterアカウントへ大量の中国人ファンが押し寄せたこと。しかし中国ではTwitterは主流のSNSではないため、後に微博のアカウントを開設することになる。
微博への登録直後に13万人のフォロワーがつき、中国内での自身のとんでもない人気をあらためて自覚したという蒼井。これは微博の最速フォロワー増加記録になった。番組のゲストであるコスプレイヤー・えなこも微博のアカウントを所持しているが、フォロワーが10万人になるまでは1カ月ほどかかったと明かした。
蒼井の微博でのフォロワー数は、半年後には260万人に。これにオードリー・若林正恭は「260万人はもう都市」と驚き。中国という新たなフィールドで頑張ってみようと強く願うようになった蒼井は、活動の軸足を中国に移した。
1カ月の半分は中国で活動するようになり、さまざまなイベントに出演。それ以外の時間は「中国語ができないと(ファンと)交流ができないので」語学勉強にあてたという。
日本では書道とはメジャーな習い事のひとつだが、中国人はそれを知らず、中国人しかやらない文化だと思っていた人が多いそうだ。実は蒼井は小学生時代から書道を継続しており、八段の腕前を持っている。微博でなにげなく腕前を披露したところ、「ウソでしょ!? 蒼老師が書道してる~!」「そんなに中国文化を愛してるの!?」と中国ファンのあいだで大きな話題を呼んだ。ケンドーコバヤシが「筆とか……おろしたり……」とニヤニヤしている横で、どのようなコメントをすればよいものか、隣のえなこは苦笑。
その後、イベントでも「筆で何か書いてくれ」とお願いされることが増えてしまった蒼井。後ろの席のファンまで見えるように、まるで著名な書家のように大きな紙に書かされることが多いそうで、「毎回(イベントに)書道しに行ってる」感覚だという。
筆だの筆おろしだのとスタジオが盛り上がる中、蒼井は「書道家でもないからそんなにうまく書けないし……」と謙遜気味。その後も蒼井は、音楽ユニットを結成してミュージシャンとしてもデビューするなど、活動の幅をどんどん拡げていった。微博のフォロワーは1900万人を突破し、東京都と千葉県の人口を足したほどの人数に。これにオードリー・若林正恭は「国じゃん!」と驚き、ケンドーコバヤシは「中国に限らず海外でここまで支持されている日本人は、歴史上そんなにいない」と絶賛。テレビ朝日・弘中綾香アナも「もう国家が建てられます」と解説した。
蒼井そらは2018年に結婚・妊娠を発表。翌2019年5月には「出産当日アジア同時生中継」をAbemaTVでアジア各地向けに放送し、同番組は総視聴数210万を記録した。
今後も中国のファンと密接に関わり続けていきたいと語った蒼井。若林による激レアさんラベリングは「筆おろしする蒼老師の人」となった。
(AbemaTV/『激レアさんを連れてきた。』より)