「悪魔を脅かすはずが自分たちが悪魔のように」渋谷のハロウィーン騒動にアーサー牧師
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 ハロウィーン当日を迎えた10月31日、渋谷区は一部地域で酒の販売を自粛するなど厳戒態勢を敷いたが、今年も痴漢や暴行などで9人の逮捕者が出た。

 渋谷では去年、ハロウィーン当日に13人の逮捕者が出たため、今年はさらに厳戒態勢が取られた。警視庁は事故やトラブルを防ぐため、数百人規模のDJポリスや機動隊などが警戒に当たった。

「悪魔を脅かすはずが自分たちが悪魔のように」渋谷のハロウィーン騒動にアーサー牧師
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 一部の場所では条例で飲酒を禁止したため、31日の午後6時から翌朝5時まで酒を飲むことはできなくなっていた。しかし、販売自粛エリアの外で購入してくるなど、街中では路上飲酒する人たちが溢れていた。

 夜が更けるにつけ、アルコールによるトラブルが続出。酔っぱらい同士によるけんかの仲裁に入った警察官らと男性がもみ合いになるも、男性は足元がおぼつかず崩れ落ちる。その数時間後、意識を失った女性が交番前で倒れ、救急車で病院に搬送された。駅前では、盗撮をした可能性があるとして男性が交番へ連れて行かれ、取り調べは深夜まで続いた。

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 厳戒態勢の中、逮捕者が出るなど今年も騒動となった渋谷のハロウィーンについて、アーサー・ホーランド牧師は「カトリックでは聖人たちが帰ってくることを祝う日。もちろん悪魔も来るから、その悪魔を脅すためにああいう格好をしているが、渋谷は逆に(自身が)悪魔になっているようなところがある。本来は子どもたちがお菓子を求めるはずが、羽目を外すイベントになってしまっている」と苦言を呈した。

(AbemaTV/『けやきヒルズ』より)

映像:ハロウィーン当日の渋谷

渋谷ハロウィーン今年も逮捕者 飲酒禁止エリアでお酒の販売も
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