
日本プロ麻雀連盟の女流プロ最高峰タイトル「女流桜花」への挑戦権を争う女流桜花AリーグのプレーオフB卓が11月13日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、魚谷侑未、武石絵里、さらにA卓に参加した古谷知美の3人が決定戦進出を決めた。3人は現女流桜花の仲田加南と、3日間12半荘に渡る決定戦でタイトルを争うことになった。
前節までに大きなリードを築いていた魚谷、武石の2人は安定した戦いに終始。魚谷は微増、武石も大きくポイントを減らすことなく1位、2位で決定戦進出を決めた。3位はA卓で一気に3位まで浮上した古谷に、松岡千晶が最終戦のオーラスで1.6ポイント差まで詰め寄ったものの、わずかに届かなかった。1位通過を果たした魚谷は「仲田さんに3年連続負けているので、確率的に勝たないといけないですね」と“四度目の正直”を誓っていた。
【試合結果】
1位 二階堂瑠美 +14.5
2位 魚谷侑未 +11.0
3位 松岡千晶 +5.2
4位 武石絵里 ▲30.7
◆女流桜花 2006年度に設立された、日本プロ麻雀連盟所属の女流プロによる1年のリーグ戦。上位20人がAリーグで、年間成績上位3人が前年度の女流桜花と3日間、半荘12回に女流桜花決定戦を行う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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