千鳥、「M-1グランプリ」痛恨の大失敗を振り返る「東京までの切符が5年遠のいた」
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 お笑いコンビ・千鳥大悟ノブが、かつて出場した「M-1グランプリ」での失敗談を語った。敗退時のコメントで大失敗した結果、大悟いわく「東京までの切符が5年遠のいた」というほどの影響があったという。

 11月13日に放送されたAbemaTVのバラエティ「チャンスの時間」では、賞レースなどでの脱落時に芸人が笑いをとるために行う“カマシ”を品評する企画を実施した。“カマシ”の重要性について、番組MCの千鳥・大悟は「ここで売れる人もいれば、ここで売れなくなる人もいる。テレビ局はネタ以上にこっちを見てます」と断言。続けて「ギリギリのラインやからね。ちょっとぶっ壊しにいかないと」と、その力加減の難しさを語った。

 AbemaTVの西澤由夏アナウンサーに「M-1グランプリ」出場した当時のことを質問されると、大悟は「伝説の、知らないですか?」と苦笑い。ノブも「僕らはもう、すごいダメなことをしちゃったんですよ」と同調し、大悟は「東京までの切符が5年遠のきました」とその失敗の傷の深さを表現した。

 千鳥が出場した「M-1グランプリ」脱落時の敗者コメントで、「これでテレビに出るのは最後かな」と笑顔でピースサインをした大悟。一方のノブも「今の僕だったら、なにかしらツッコめるはずなんですけど……」と後悔をにじませつつ、「ちょっと! 生放送で時間がショートしたらもう1本ネタやらせてくださいよ!」と言い放った当時のことを振り返った。ノブとしてはボケのつもりだったものの、リポーターの木村祐一にその意図はまったく伝わらず。2人はその空気と緊張によって、大悟いわく「魔封波のときのピッコロ。あとは炊飯器に入るだけ」といった状態になってしまったという。

 この一件によって、千鳥は「こいつら痛いヤツだ」と在京テレビ局のスタッフに認識されてしまったと語るノブ。大悟も実感を込めて「本当に大事」とあらためて“カマシ”の重要性を説いた。「賞レースの最低は千鳥じゃない? カマシで失敗したものに関しては」と語ったノブは、「ぜひみなさんには頑張ってほしい」とこれから賞レースに挑む芸人たちにエールを送っていた。

(AbemaTV/チャンスの時間より)

▶動画:賞レースはネタよりもカマシ!?千鳥、痛恨の失敗談

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