子どもの頃に来日、差別や貧困などからギャングになってしまう外国人の若者が後を絶たないという。背景にあるのは、“不就学”の問題だ。実は日本人であれば当然の義務教育が、外国人には適用されず、また、希望して通ったとしても、言葉の壁など、様々な困難が待ち受けているのだ。
 文部科学省が今年始めて実施した調査では、義務教育相当年齢の外国籍児は12万4049人おり、そのうち不就学の可能性があるのはなんと1万9654人と、全体の15.8%を占めることが判明した。在留外国人が増加の一途を辿る中で、苦悩する当事者たち。AbemaTV『AbemaPrime』では、ノンフィクション作家の石井光太氏とともに当事者を取材した。