<小倉競輪:ガールズグランプリトライアル>◇F2◇最終日 12R◇21日
ガールズグランプリ出場には今大会で優勝するしかなかった小林優香(福岡)が「トパーズ」決勝で豪快な捲りを決めて、出場権利を見事もぎ取った。
最終4コーナーでは、先に仕掛けた高木真備(東京)と激しいデットヒートを繰り広げたものの最後は力でねじ伏せ、追走してきた石井貴子(千葉)を振り切り先頭でゴール。完全優勝を飾った。
「展開自体は何も考えていなかったのですが、最後は気持ちで乗り切ったと思います。ここを取らないと(ガールズグランプリの)権利がない中で、しっかりチャンスをモノにできたのは素直にうれしいです。3日間たくさんのご声援をいただき、今日は足見せの時から声援をいただけて本当にうれしかったです」
25日には2019-20シーズンのトラックワールドカップ第3戦のため、香港へと出発する小林。
「いい緊張感の中で走って、チャンスをもぎ取れたのは必ずつながると思うので、ワールドカップ、世界戦でもメダルを取れるように頑張りたい。(ガールズグランプリは)久しぶりなので、しっかり優勝を狙っていきます」
年末のガールズグランプリ、そして来年開催される東京五輪での活躍が今から楽しみだ。