将棋の朝日杯将棋オープン戦の二次予選が11月29日に行われ、深浦康市九段(47)と井出隼平四段(28)が、午前10時から対局中だ。勝者は午後7時からもう一局行う。
深浦九段は1991年10月に四段昇段。タイトルは王位を3期連続で保持した経験があり、棋戦優勝も9回。竜王戦1組(1組:11期)、順位戦B級1組(A級:10期)のトップ棋士だ。
井出四段は2016年4月に四段昇段。若手棋戦である加古川青流戦で優勝経験がある。竜王戦6組、順位戦C級2組。
振り駒の結果、先手は深浦九段に。戦型は井出四段が四間飛車を採用した。本局の勝者は、中村修九段(57)と渡辺大夢五段(31)の勝者と、午後7時から本戦出場をかけて対戦する。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度と藤井聡太七段(17)が2連覇している棋戦としても知られている。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)