将棋の朝日杯将棋オープン戦の二次予選が11月29日に行われ、中村修九段(57)が渡辺大夢五段(31)に123手で勝利した。中村九段は午後7時から深浦康市九段(47)と本戦出場をかけて、もう一局行う。
過去の両者の対戦では、渡辺五段が2勝1敗とリードしていたが、本局は中盤まで全くの互角。中盤から徐々に中村九段がリードを奪ったものの、反撃を受けて形勢が大きく揺れる展開に。それでも貯金をいかした中村九段が押し切った。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度と藤井聡太七段(17)が2連覇している棋戦としても知られている。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)