将棋の順位戦A級6回戦が12月2日に行われ、羽生善治九段(49)と糸谷哲郎八段(31)が、午前10時から対局中だ。両者ともここまで2勝3敗で、対戦成績では羽生九段の11勝7敗。
羽生九段は1985年12月に四段昇段。七冠独占、永世七冠、タイトル通算99期、棋戦優勝45回、通算最多勝など、数々の記録を樹立したレジェンド棋士だ。竜王戦1組(1組以上:29期)、順位戦A級(A級以上:27期)と、まもなくプロ生活34年を迎えるが、今なお第一線で活躍を続けている。
糸谷八段は2006年4月に四段昇段。タイトルは竜王1期。棋戦優勝は若手棋戦の新人王戦で1回。早見え早指し、独特な指し回しが特徴の実力者だ。
今期の順位戦A級は渡辺明三冠(35)が唯一の5連勝で単独トップ。残り4局で2勝3敗の羽生九段、糸谷八段が挑戦権を得るのはかなり難しいだけに、今期は残留に向けての戦いが続きそうだ。
持ち時間は各6時間で、先手は糸谷八段。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)