将棋の朝日杯将棋オープン戦の二次予選が12月6日に行われ、佐藤天彦九段(31)が石井健太郎五段(27)に129手で勝利した。佐藤九段は同日午後7時からもう一局行い、本戦出場を目指す。
相掛かりから始まった本局は、佐藤九段が一時は敗勢と言えるほどの窮地に陥っていたが、一瞬の隙から大逆転。苦しみながらも大きな勝利を手にした。
勝った佐藤九段は三浦弘行九段(45)と佐藤秀司七段(52)の勝者と対戦する。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度と藤井聡太七段(17)が2連覇している棋戦としても知られている。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)