将棋の朝日杯将棋オープン戦二次予選が12月19日に行われ、屋敷伸之九段(47)が、羽生善治九段(49)に107手で勝利した。屋敷九段は本戦出場が決定。一方、羽生九段は同棋戦13回目にして、初めて本戦出場を逃した。
対局は居飛車の屋敷九段に対して、羽生九段は四間飛車を採用。屋敷九段はがっちり穴熊で固めた後に休まず攻め続け、羽生玉をうまく寄せ切った。
屋敷九段は本戦1回戦で、千田翔太七段(25)と対戦する。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。2017年度、2018年度と藤井聡太七段(17)が2連覇している棋戦としても知られている。
(AbemaTV/将棋チャンネルより)