『中田敦彦のSTAND UP STUDY』(テレビ朝日系)で、オリエンタルラジオ・中田敦彦がネットニュースで騒がれた「テレビを干されてる説」に言及した。
当番組では、さまざまなジャンルで活躍するイノベーターが1名登場し、回ごとに人生に役立つ“旬なテーマ”を選定。中田とゲストが、それぞれの視点からプレゼンテーションを展開する。Abemaビデオでも完全オリジナル企画を含めて配信中だ。
2年前からテレビタレントの仕事を整理し、YouTubeへの移行を計画していた中田。レギュラーを次々降りたことで「テレビを干されてる説」がネットで噂されていたという。
しかし、実際には「やりたいことがある」と番組側にお願いし、年に2本ずつレギュラー番組を卒業していった中田。自分の番組を持ちたかった中田は、以前スタッフに「僕、なんでMCになれないんですかね?」と質問したことがあったという。するとスタッフからは「ちょっと若いんじゃないかな」「大御所の芸人さんがまだ司会やってるでしょ」と返ってきた。
「若さが原因なら」と中田が目をつけたのがインターネットだった。相方・藤森慎吾らと組んでいたグループ「RADIO FISH」でYouTubeをやることに。音楽番組「ミュージックステーション」に出演するほど、大人気になったRADIO FISHだったが、メンバーの多忙だったり、映像編集ができなかったりと、壁にぶつかった。
「若いからMCになれない」と言われるも…藤田ニコルからは“おじさん扱い”?
そこで中田は、編集なしで1人でできる「LINE LIVE(ラインライブ)」に参入。しかし、タレントでモデルの藤田ニコルから「中田さんはLINE LIVEじゃないと思います」と率直な意見を言われ、今度は“おじさん扱い”されたという。
そんなときに現れたのが、YouTuber・カジサック(梶原雄太)だった。当時、中田はカジサックが掲げた「100万人突破チャレンジ」(※公式YouTubeチャンネルの登録者数が2019年末までに100万人を達成しないなら「芸人を引退する」と発言したもの)を「無理だと思った」といい、後輩という立場ながらも、そのままラジオで話してしまった。
さらに、事務所の先輩であるカジサック本人も動画で中田に応戦するような話をしたため、ネットニュースを中心に「中田とカジサックが一触即発状態」と報道されてしまった。
その後、カジサックから直接謝罪の電話があり「どう考えても悪いのは俺だった」と反省した中田は、カジサックチャンネルの企画「ローション相撲」で仲直り。
ローション相撲をきっかけに、カジサックの勧めで“教育系YouTuber”に挑戦した中田は、今では登録者数100万人を超える大人気YouTuberになったのだった。
(『中田敦彦のSTAND UP STUDY』より)