12月23日深夜、AbemaTVにてスピードワゴン井戸田潤小沢一敬がMCを務める『スピードワゴンの月曜The NIGHT』#180が放送。『M-1グランプリ2019』で3位と大健闘したぺこぱ松陰寺太勇が、最終決戦のネタを後悔していることを明かした。

ぺこぱ松陰寺、M-1最終決戦のネタに後悔「どうしたら良かったんだろうな」
【映像】ABEMAでみる
この記事の写真をみる(2枚)

 ぺこぱはシュウペイがボケを担当し、松陰寺がキザなキャラクターを担当。シュウペイがボケても、「もう誰かのせいにするのはやめにしよう」「知らないんだったら教えてあげよう」などと、相手を一切否定しない“新しいツッコミ”で大ウケし、決勝の第1ラウンドを突破。優勝決定戦となる第2ラウンドも、そのスタイルは変えずにネタの内容を変えた同様の漫才で挑んでいた。

 松陰寺は、優勝したお笑いコンビ・ミルクボーイが、第1ラウンドで「コーンフレーク」、第2ラウンドで「最中」をネタに、同じ型の漫才を披露したことに触れ、「優勝したミルクボーイさんも僕らも、“システム”じゃないですか」と説明。ところが、ネットでエゴサーチしていると、「同じじゃん!」という声が上がっていたそうで、松陰寺はそこに悔いがあると語った。

ぺこぱ松陰寺、M-1最終決戦のネタに後悔「どうしたら良かったんだろうな」
拡大する

 ゲストのハライチ岩井勇気は松陰寺の悩みに理解を見せつつも、「1本目良かったら、(周りが期待するので)次もそれをやらないと『ちょっと』ってなる」と、スタイルを変えて批判される場合もあると意見。小沢も「確かに、ブラマヨ(ブラックマヨネーズ)とかチュート(チュートリアル)の時もそうだった」と、同じ型で良いという考えを示し、井戸田も「その人自体は、キャラは変えなくていい。ネタが変わってればいい」と励ました。

 松陰寺は「じゃあ、気にはしなくっていいんですね」とホッとした表情を見せたが、「でも、どうしたら良かったんだろうな~」と後悔丸出し。漫才の中ではキザなキャラクターだが、スタジオでは気弱な部分を見せ、小沢は「ずーっと後悔するタイプ?」と苦笑した。

 ネタの中ではシュウペイのボケを「時を戻そう」と仕切り直していたが、松陰寺は今まさに時を戻したい様子。しばらく悩んだ顔をしていたが、他のM-1ファイナリストたちから「面白かった」と言われると、次第に気を取り直したのか、「時は大事にしましょう」と自分に言い聞かせていた。

 小沢が「今までのM-1の中で一番面白かった」と言うハイレベルな戦いの中で、3位と大健闘したぺこぱ。来年のM-1出場も「出るつもりでやる」と意欲を見せ、芸を磨き続けることを誓っていた。

▶︎動画:M-1ファイナリストがここだけで語る裏話

M-1ファイナリストがここだけで語る裏話
M-1ファイナリストがここだけで語る裏話
この記事の画像一覧
この記事の写真をみる(2枚)