「殺傷能力が…」“KOされた”者たちが語る野杁正明のヤバさ 「当たって、パッと見たら倒れている」
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 今年のK-1最終戦は、名古屋で開催される。12月28日、ドルフィンズアリーナ大会。Krushの名古屋大会は恒例だが、新生K-1としては名古屋初進出だ。

 大会には、愛知や近隣の県など、いわゆる地元出身の選手が何人も参戦する。その一人が、野杁正明だ。現在は東京のKRESTに所属する野杁だが、K-1甲子園で表舞台に出てきた際は「名古屋にとんでもない高校生がいた」と話題になった。

 スーパー・ライト級でベルトを巻き、現在は階級を上げてウェルター級を主戦場にする野杁。ジョーダン・ピケオーには敗れたものの、再起戦となる8月の大阪大会では見事なKO勝利を収めた。この2年、勝利はすべてKO。K-1屈指のテクニシャンであると同時に、倒す力も相当なものだ。

「殺傷能力が…」“KOされた”者たちが語る野杁正明のヤバさ 「当たって、パッと見たら倒れている」
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 この試合に向けて、過去に野杁と闘いKOされた卜部功也、佐々木大蔵、大和哲也がその強さを語っている。卜部は自分が倒された飛びヒザを「自分の価値観が変わるような衝撃」と表現。佐々木は野杁との試合を「一瞬も気が抜けなかった」と振り返る。大和は「コンプリート」であり「殺傷能力が凄い」と称賛すれば、当の本人は「当たって、パッと見たら倒れている。怪物と言われることにも飽きた」と淡々と話す。

 12.28名古屋大会で対戦するのはトルコのハッサン・トイ。野杁も以前から名前を知っていたという選手で「ガチな強豪選手」と警戒する。だが同時に「負けるつもりはない」とも。自身を「テクニカルなスタイル。そして常に前進し下がらない」と語るトイ。映像を見ると鋭い飛びヒザ蹴りを持っており、これは野杁と共通する。トイも野杁を「自分と似ているタイプ」と評している。

 試合はテクニカルなしのぎ合い、削り合いになりそうだが、野杁は「これまでKO負けをしなことがないハッサンとの試合だからこそ倒さないと」。自分のスタイルが確立したという自信があり「どの技でも倒せる練習をしています」とKOに強いこだわりを見せている。

 現在、野杁が所属するKRESTには武尊や卜部兄弟がいる。K-1屈指の強豪ジムだ。練習環境に恵まれていることも自信につながっているのだろう。“倒せるテクニシャン”となった野杁は、いったんは遠のいたベルトへのアピールも含め「やっぱりレベルが違う、と言わせたい」と気合いをみなぎらせている。

【映像】野杁が築いたKOの数々

“KOされた男たち”が語る野杁正明のヤバさ | 動画視聴は【Abemaビデオ(AbemaTV)】
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試合前なのに武尊がエロドッキリかましたら流血KOしちゃう!? | 動画視聴は【Abemaビデオ(AbemaTV)】
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