2019年の格闘技界を締め括るRIZINの大晦日大会(さいたまスーパーアリーナ)、そのメインイベントは衝撃的としか言いようがない結末になった。
バンタム級の新王者決定戦として組まれたのは朝倉海vsマネル・ケイプ。朝倉は今年、RIZIN&ベラトール2冠王の堀口恭司を1ラウンドKOに下して大ブレイクを果たした。今回の大晦日は堀口とベルトをかけて再戦するはずだったが、堀口が負傷により長期欠場に。そこで存在をアピールしたのがケイプだった。朝倉とケイプは一度対戦。朝倉が勝利しているものの、RIZINでのキャリアで最も苦戦した試合と言ってよかった。