1月22日、厚生労働省が職場のハラスメント対策のキャッチフレーズの大賞を発表した。
「パワハラ」「セクハラ」「マタハラ」の3部門で計2365通の応募作品の中から、ネット投票で得票数が最も多かった作品をネット賞に、選定委員会が選定した最も優秀な作品を大賞に決定した。
「パワハラ部門」の大賞は「パワハラでなくす信用 部下の支持」が選ばれ、ネット賞は「そのパワー 俺に向けずに業績に」が選ばれた。
「セクハラ」部門の大賞は「嫌そうじゃないから? いや、そうじゃないから。」が選ばれ、ネット賞は「セーフだろ? 言い訳するヤツ ほぼアウト!」が選ばれた。
「マタハラ」部門の大賞は「マタハラを 怒っています お腹の子」が選ばれ、ネット賞は「妊娠して喜んだ。報告して悲しんだ。」が選ばれた。
キャスターを務めるテレビ朝日の大木優紀アナウンサーはマタハラ部門のネット賞受賞作品に対して「これすごく分かります」と共感し、「うれしいことなのに、職場に報告するときの女性の心的負担を大きな意味で表している」と女性の意見を代弁していると述べた。
ハラスメント防止対策は2020年6月に大企業を対象に義務化され、相談窓口の設置やパワハラ禁止を就業規則に明記することなどが義務付けられる。中小企業は20年6月時点では努力義務のみで、22年に義務化される。
(AbemaTV/「けやきヒルズ」より)
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