中国で感染が拡大している「新型コロナウイルス」による肺炎をめぐり、箱根にある駄菓子店に掲示されたある張り紙が物議を醸している。
 「コロナウイルスをばらまく中国人は入店を禁止する」
 温泉街が広がっている一角にある駄菓子屋。その店頭に張り出されたのは、中国人の入店を禁じる趣旨が書かれた紙だ。朝日新聞によると、店主が翻訳アプリを使って中国語の張り紙を作成し、17日ごろから店頭に張り出したという。
 この張り紙を巡っては、様々な議論が巻き起こっている。箱根を訪れている中国人観光客に意見を聞くと、「こういう不愉快なやり方…中国としてこれは屈辱だ」と話す。ネット上でも、「中国人だから入店禁止って言い方は間違ってると思う」「これは店主の経営方針なら仕方ないよね」という声がみられる。