22日の衆議院本会議での、国民民主党の玉木雄一郎代表による代表質問の際のことだった。玉木代表が「20代の若い男性から相談を受けました。交際中の女性から“姓を変えないといけないから結婚できない”と言われたそうです」と、「選択的夫婦別姓」の導入を訴えたとき、「だったら結婚しなくていい」というヤジが飛んだのだ。
 議場は一時騒然。出席していたある議員は、ヤジの声の主が自民党の杉田水脈衆議院議員ではないかと推測。杉田議員といえば2018年、LGBTに関する寄稿が批判を浴びた人物だ。真相を質そうとする報道陣に対し、杉田議員は終始“電話中”で、問いかけをスルー。 野党側は「誰がヤジを飛ばしたのか」を確認するよう与党側に要求、与党側は事実を確認する考えを示している。