ボートレースの出走表はどうやって作るの?ファンを飽きさせない工夫が随所に
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 ボートレース上で無料配布される出走表には、スタッフのあらゆる思いが込められていた。AbemaTV「アベマde週末ボートレース~Friday~」1月24日放送回では、視聴者からの疑問「出走表ってどうやって作るの?」を解決すべく徹底調査。ボートレース発祥の地でも有名なボートレース大村を紹介した。

 「明日の選手の出走回数を決めるところから始めます」。番組編成室内で回答してくれたのは、ボートレース大村企画課の久保亮太さん。予選は「選手に与える枠や出走回数をあらかじめ決めた上で振り分けていく」とのことで、節間の成績が出た一般戦では、その成績を参照して「お客様が注目する選手や売れ筋の選手が軸になるようなレースを、出来るだけフラットになるように組み立てる」のだそうだ。

 ボートレースは連日各場で開催されているだけに、「(開催日に)ナイター場がこれだけある」「モーニングレースは(締め切り時間が)これだけ被る」などといったこともしっかりと確認。他の場と被らない時間帯で豪華メンバーを揃えるなど、「ズラして組んでいくのが理想」とも語った。ファンならばご存じの通り、ボートレース大村はイン1着率が「69.2%」で全24場ランキング1位。その点もしっかりと考慮しているとのことで、「そこを長所として活かして、お客様が分かりやすく買いやすいレースを目指している」のだそうだ。

 このほか、ボートレース大村では1Rと2Rに主力選手(A級選手)を集めた「めざまし戦」「昼ガチ戦」、5Rと7Rに枠順通りのスタートで競う「進入固定レース」などの企画レースも定期的に開催。出走表には最近3か月の勝率やスタート平均上位の選手、今節注目選手のプロフィールやコメントを掲載するなど、ファンを飽きさせない工夫も随所に施されている。

 「どういう風にお客様は考えて買うのか」。魅力あるレースを提供するべく、スタッフはファン目線で出走表を作っているのだそうだ。 

(AbemaTV/BOATRACEチャンネルより)

▶映像:ファン目線が一番 ボートレースの出走表はこうやって作られている

ボートレースの出走表ができるまで
ボートレースの出走表ができるまで