徳勝龍、異例づくしの初優勝!20年ぶり幕尻V&史上初の再入幕V 役力士との対戦も1度だけ 土俵上で溢れる涙
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大相撲初場所>◇千秋楽◇25日◇東京・両国国技館

 前頭十七枚目・徳勝龍(木瀬)が、大関・貴景勝(千賀ノ浦)を寄り切りで下し、14勝1敗の成績で初の幕内優勝を決めた。

 貴闘力以来、20年ぶりとなる幕尻優勝の徳勝龍だが、まさに異例なことばかりの優勝だ。再入幕力士が優勝するのは史上初。また幕尻だったこともあり、連勝してもなかなか役力士との取組がなく、結果的には千秋楽の貴景勝戦による一番のみ。連勝街道の最中には、5日連続で突き落としで勝利するという珍しいことも起きた。

 長い大相撲の歴史と実感するのが、奈良県出身力士の優勝という記録。大正10年(1921年)初場所以来98年ぶりと、ほぼ1世紀ぶりだ。徳勝龍は優勝を決めた直後、思わず土俵上で涙を浮かべた。

 AbemaTVで解説していた元横綱・若乃花の花田虎上は「緊張していたと思いますが、その仕草を見せなかった。まわしを取ってからの徳勝龍がどんどん出た。貴景勝は、突き落とされるのではという防御をしていた」と分析していた。

(AbemaTV/大相撲チャンネルより)

▶映像:初の幕内優勝を決めた徳勝龍の一番

再入幕力士として初の優勝を遂げた徳勝龍
再入幕力士として初の優勝を遂げた徳勝龍

▶映像:AbemaTV大相撲ダイジェスト千秋楽

幕内注目の取組を一挙放送
幕内注目の取組を一挙放送

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