折田翔吾アマ、悲願のプロ入りに王手!山本博志四段下し2勝1敗に/将棋・棋士編入試験五番勝負
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 将棋の折田翔吾アマ(30)が、棋士編入試験五番勝負の第3局で山本博志四段(23)に170手で勝利し、成績を2勝1敗とした。折田アマは次戦、2月25日に本田奎五段(22)と対戦。勝利すれば、プロ入りが決定する。

 第1局を勝利、第2局を敗戦と、1勝1敗で本局を迎えた折田アマは、山本四段の三間飛車に対して居飛車で対抗。中盤以降、リードを奪うと美濃囲いで粘る山本四段に対して攻め手を休めずさらに優勢に。最後は危なげなく勝ち切った。

 対局を終えた折田アマは「なんとか間違えずにゴールできてよかった」と対局を振り返ると、あと1勝でプロ入りという点には「まだ終わったばかりなので…。大きな勝負ですけど、楽しんで臨めたらなと思います」と語った。

 本田五段は、実質的なデビュー年度ながら棋王戦で予選から快進撃を続け挑戦権を獲得。2月1日から渡辺明棋王(王将、棋聖、35)との五番勝負第1局に臨むことになっている。

◆棋士編入試験 アマチュアがプロとの公式戦で優秀な成績を収めた場合に認められるもの。通常ルートは奨励会三段リーグからの四段昇段だが、受験資格である「現在の公式戦において、最も良いところから見て10勝以上、 なおかつ 6割5分以上の成績を収めたアマチュア・女流棋士の希望者」「四段以上の正会員の推薦のある者」の2つをクリアすれば、編入試験への挑戦が可能となる。試験官となる対戦相手は、新四段を棋士番号順に選出。五番勝負で3勝すれば、プロ入りが決まる。

(AbemaTV/将棋チャンネルより)

▶映像:棋士編入試験 五番勝負 第三局 山本博志四段 対 折田翔吾アマ

折田翔吾アマがプロ入りに王手!
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史上最年少でのタイトル挑戦ラストチャンス
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