ボートレースのボートはどうやって作る?ボートは木製で「感覚的なところも重要」製造に4カ月
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 ボートレースで使用されるボートは、職人技術の集大成だった。AbemaTV「アベマde週末ボートレース~Friday~」2月7日放送回では、番組内のワンコーナー「ボートスクープ」で視聴者からの疑問「ボートはどこで作っているの?」に回答した。

▶映像:ボートレースの製造工程を紹介

 番組が紹介したのは群馬県太田市にあるヤマト発動機株式会社。工場を案内してくれたのは趣味が家族サービスという製造部係長の和田邦彦さんだ。この工場では全国24場あるボートレース場のボートを全て製造。部品加工、組立、塗装、艤装及び検査と大別して4工程に分けられ、全工程を終えるのにおよそ4カ月を要するのだという。

 長さ約3メートル、幅約2メートル、重量約68キロのボートは木製。乾燥を終えた木材を使用し、半年乾かすことでより強度を増しているという。組立にもこだわりがあり、材料の重さは一つ一つ違うことから「なるべく均一になるように」心掛けているとのこと。この作業は「特に感覚的なところも重要」で、長い年月をかけて「一人前の作業員が誕生する」のだそうだ。

 塗装は機械で均一な動き、均一な塗装はできるものの、「材の良い悪いは見極めができない」そうで、最終的には作業員が手で塗装するとのこと。何度も研磨・塗装を繰り返し、より綺麗に仕上げているという。もちろん、艤装と検査も手作業。選手の命を預かるボートは一台一台、丁寧かつ大切に作り上げられているのだ。

(AbemaTV/BOATRACEチャンネルより)

▶映像:大迫力のボートレース 勝負の主役ボートは製造に4カ月

手間をかけて4カ月
手間をかけて4カ月