<豊橋競輪場:全日本選抜競輪>◇G1◇8R S級一予選◇8日
令和2年初となるG1レース初日から、大波乱が起こった。「KEIRINグランプリ2013」覇者で地元のエース・金子貴志(愛知)とラインを組む吉田敏洋(愛知)の中部ラインに圧倒的人気が集まっていたこのレースで、高額配当が飛び出した。
打鐘が鳴って先頭に出た藤根俊貴(岩手)が最終バックストレッチまでレースをリード。その番手についていた和田圭(宮城)がゴール直前に差し切り勝利を飾った。また中部ラインでは人気薄になっていた山口富生(岐阜)が2着に。人気の一角を担っていた吉田が3着に破れたことで、3連単は309番人気の22万5210円。2連単でも2万8940円とW万車券となった。
2018年の男子モーグル平昌オリンピック銅メダリストで、現在日本競輪選手養成所117期訓練生の原大智の師匠になったことで、注目を集めている和田。2018年に西武園G3で記念初制覇した際には、3連単55万5710円の高配当を叩き出しただけに、記念レースでの高配当請負人として2日目以降の走りにも注目だ。
(AbemaTV/競輪チャンネルより)