将棋の藤井聡太七段(17)が2月11日、朝日杯将棋オープン戦の大盤解説会場に登場、師匠・杉本昌隆八段(51)との“サプライズ共演”が実現し、会場が大いに沸いた。
藤井七段は同日、午前10時30分から行われた準決勝で、千田翔太七段(25)に敗れて、史上2人目となる同棋戦3連覇を逃していた。午後2時30分から行われた決勝では、現地の大盤解説に、準決勝で敗れた棋士が登場することになっており、ファンとしては3連覇の瞬間こそ見られなかったものの、藤井七段の生解説を堪能できる時間となった。
また、この会場に来ていた師匠・杉本八段による師弟解説も実現。これまで藤井七段の対局を杉本八段が解説する、という場面はいくつもあったが、別の棋士の対局を2人で解説するというレアな出来事に、ファンからは喝采が起こっていた。