映画『娼年』ではボーイズクラブの娼夫、『孤狼の血』ではマル暴の新米刑事、『新聞記者』では苦悩する内閣情報調査室の官僚と、様々な役柄を演じてきた実力派俳優・松坂桃李が次に挑むのは殺人犯。「乱反射」「愚行録」で知られるミステリー作家・貫井徳郎の小説を原作としたドラマ「微笑む人」(3月1日(日)よる9時~/テレビ朝日系)で、妻子を殺したエリート銀行員・仁藤俊美を演じる。穏やかな物腰で常に微笑みをたたえる仁藤。彼のイメージからは全く結びつかない犯行に注目が集まるが、さらに世間を震撼させたのは、「本の置き場所が欲しかった」という殺害動機だった。