新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、横浜港に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」では、新たに88人の感染が確認され、船内での感染者は乗客3711人のうち542人に上っている。
 愛知県・岡崎市にある開院前の医療施設・藤田医科大学岡崎医療センターでは、症状が出ていない感染者を対象に最大170人を受け入れる予定で、18日夕方に近隣住民への説明会が開かれた。そして今日、船内に残されている約2500人の乗船者のうち、検査で陰性が確認された乗客の下船がスタート。加藤勝信厚生労働大臣は「20日、21日くらいの幅の中で下船をしていただくことは想定しながらやっている。具体的なオペレーションを作っているので、それを踏まえて対応していきたい」と述べている。