ボートレース場の予想屋は世襲制!?この道46年の大ベテラン・知られざる一日に密着
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 全国24場あるボートレース場に必ずいる予想屋。100円を払えばメモで各レースの予想を教えてくれる人々だが、その仕事内容を詳しく知る者は少ない。AbemaTV「アベマde週末ボートレース~Friday~」2月21日放送回のワンコーナー「ボートスクープ」では、気になる予想屋の一日に密着した。

▶映像:ボートレース場でよく見かける予想屋の一日

 ボートレース多摩川、朝8時45分。この道46年という誠ちゃんの1日は、予想台を綺麗に掃除することから始まる。掃除を終えると、続いては3階のスタンド席で朝の試運転とスタート練習をチェック。「2艇で合わせた時の伸び」を確認しているという。

 1レース目の展示航走が始まると、秘密兵器で1周タイムを計測。「お客さんは1周タイムを気にする」という理由で測っているそうだが、誠ちゃんが重視しているのは「目展示」とのこと。「予想へのアプローチはいろいろある」とした上で、「サイコロを転がせばいいってもんではないだろうけど、あまり時計は重視しない」と持論を述べた。予想が決まると、予想台に置かれたガリ版印刷でプリント。予想メモには2連単と3連単の数点が印字されており、この日は11レースまでで何と5レースを的中させていた。

 そんな誠ちゃんは「奥さんのお父さんがここにいて、助手をやっていた」ことから予想屋に。「みんな大体そうだけどね」と、世襲が大半であることを明かした。この仕事の魅力は「結果がすぐに出る」こと。「言い訳はきかない」「お客さんの命から2番目に大切なお金を賭けさせている」と、自身の勘と目を信じて流儀を貫く誠ちゃんは、最後に「やっぱり本場に来てほしい」「ここで楽しむのが一番」とボートレース場の楽しさも熱弁した。

(AbemaTV/BOATRACEチャンネルより)

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この道46年の予想家
この道46年の予想家