1月のスマホで競輪チャレンジも、残された手持ち金額は3800ポイントとなった。現時点での払戻金は3600円である。ここからプラス収支を目指すには、一か八かの穴ばかりを狙ってはいられない。
もちろん長期決戦という発想もある。たとえ数カ月、回収率0%を続けたとしても、ドカンと一発10万車券を当てればいいだけだ。これが的中したら、凄まじく興奮するだろう。
しかし、残念ながら、そんな射幸性の高い車券の投票はできない相談なのだ。この競輪チャレンジの連載を始めるにあたって、我が家では妻から以下のルールを定められた。
【萩原家が定めた競輪ルール】
ルール1 レースは、原則週に一度
ルール2 情報収集を怠るな。穴は狙わず、手堅くいけ
ルール3 熱くなるな! チャージは月に1万ポイントまで
WinTicketでは、スマホで気軽に車券の投票ができる。それだけに、私が競輪にどハマりすることを心配したのだろう。
競輪をはじめて驚いたことのひとつに、21時から23時まで楽しめるミッドナイト競輪があることだ。ましてやモーニング競輪まであったりするので、1日中、競輪で遊ぶことが可能だ。そこでルール1が重要になってくる。
また、今年になってから、穴狙いをひとつのテーマに掲げてはいるが、ルール2がある限り、守りの競輪に徹する場面は必要なのだ。なにしろ、マイナス収支になった場合、おのずと萩原家の家計から負け分が補填される。
そこで今回は、WinTicketのトップページに表示されている、「予想屋おすすめのレース」から、自信度が「★★★」のレースを探して車券を購入することにした。もちろん手堅く当てていくため、7車立てのレースであるミドナイト競輪で勝負をしたい。
数日、ミッドナイト競輪で自信度、星三つが現れるのを待った。そしてそのチャンスが到来したのが、1月30日 前橋開催のミッドナイト競輪、初日の5レースだ。
出場選手を見てみよう。まず目につくのが、3連対率100%の2番・田上晃也選手だ。それもA級チャレンジに強いルーキーの115期。
色々調べてみると、前橋競輪場の周長は335メートルと逃げに有利なバンクで、前橋競輪場で放送を担当していたフリーアナウンサーの磯一郎氏は、「前橋の車券を買う時は徹底先行のラインを買え、やる気のない選手は一銭もいらない」と実況したそうだ。
ここは2番・田上晃也選手を頭鉄板にして、そこからフォーメーションで買うことにする。そしてこの予想は自信度「★★★」のAI予想屋とも合致している。
そこで、2着3着は、4番・岡田浩太選手、5番・浅井雄三選手、7番・藤野貴章選手が、どう絡んでもいいように車券を買った。買い目は6通り。
一番人気は、2番・田上晃也選手のラインで、2-4-7。どうやら、前橋ではラインの独占での決着が多いらしい。2.5倍にしかならない。なるほど、それでAI予想屋も強気の「★★★」なのか……、合点がいった。
ということで、わたしもこの2-4-7に1800ポイントを投票して、ほかを400ポイントとした。そして、心で一心に念じるのは、最高倍率の2-7-5(46.8倍)が来い! ということだ。万が一、入賞すれば1万8000円にはなる。
しかし、人生はそれほど甘くない。順当に一番人気の2-4-7で決着。今月の収支は、ちょい負けの-1900ポイントで、回収率は81%となった。
この程度の負けであれば妻も激怒はしないはずだ。こうして小さい負けを積み重ねていても、いつか46.8倍人気が来て、ドカンと勝てる日が来るだろう。必ず来ると信じている。
▶スマホでかんたん!競輪の投票するなら「WinTicket」
1/30 F2 前橋(ミッドナイト競輪) 初日
5R【的中】
■購入車券
【3連単】
2-4-5(9.6倍)400pt
2-4-7(2.5倍)1,800pt的中
2-5-4(29.2倍)400pt
2-5-7(42.0倍)400pt
2-7-4(13.0倍)400pt
2-7-5(46.8倍)400pt
■結果
【3連単】
2-4-7 250円(1番人気)
■この日の収支
+700pt
■今月の収支
-1900pt(回収率81%)