若松節朗監督作の映画『Fukushima 50』(フクシマ フィフティ)が、3月6日より全国公開される。
 門田隆将によるノンフィクション「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発」をもとにする本作では、高い放射線量のもと収束作業にあたり、世界中のメディアから“Fukushima 50”とたたえられた作業員たちの姿が描かれる。主演の佐藤浩市は1・2号機の当直長を担当した伊崎利夫役を、共演の渡辺謙は所長の吉田昌郎役を熱演。吉岡里帆は、連絡が途絶えた父の身を案ずる伊崎の一人娘・遥香役を演じている。