<奈良競輪場:春日賞争覇戦>◇G3◇11R S級準決勝◇29日
このレースでも圧倒的な人気を背負っていたのは、唯一のSS級である平原康多(埼玉)。打鐘が鳴った段階では6番手につけていた平原だったが、最終周回で仕掛けると、番手の神山雄一郎(栃木)も置き去りになるほど瞬く間に先頭へ。そして後方に4車身の差をつける圧倒的な強さで、決勝進出を決めた。
人気の一角を担っていた松谷秀幸(神奈川)が2着、ラインの伊勢崎彰大(千葉)が3着に入ったこともあり、3連単は3番人気の9-7-2。1620円と本命決着となった。
3連勝で決勝に駒を進めた平原は、「枠番が悪かったので後ろになるかと思ったけど、行けるところからいきました。今日は自力だったので、何も気にせず踏めたので、早めに行って決めたかった。流れのままにタイミングが来たら行こうかと。昨日は松谷(秀幸)にしゃくられたから、今日はしゃくられる前に行こうかと。ここまで辿り着いたので、優勝目指して頑張ります」と完全優勝への意気込みを語った。
(AbemaTV/競輪チャンネルより)