2日から全国の小中学校、高校などで一斉休校が始まった。教室はがらんとし、校庭にも遊ぶ子どもたちの姿はない。
一方、埼玉県内の小学校では、臨時休校となったものの子どもが自宅で過ごせない共働き家庭などのために、学校を開放し子どもを受け入れることにした。保護者からは「受け入れていただけるのは親としてはありがたい一面もあるので、(一斉休校には)なんとも言えない」と現状に困惑する声が上がる。
また、岐阜県内の小学校では、空き教室を利用した学童保育が開かれた。保護者からは「ありがたいですよね、見てもらえるのは。1年生と3年生の男の子で、まだ2人で家においておくのは心配なので。まだ学校で目が行き届くところで見ていただくほうがありがたい」「あまり預けたくないんですけど、仕事の関係で私にも負担がかかるので、できればということで」といった声が聞かれた。