将棋の藤井聡太七段(17)が3月3日、順位戦C級1組の最終10回戦で真田圭一八段(47)と対局中だ。既にB級2組への昇級を決めている藤井七段は、全勝昇級を果たせるか。
今年度も8割前後の高い勝率を誇る藤井七段は、3月2日時点で公表されている結果で、54局で43勝11敗、勝率.796。勝率部門でトップに立っている。本局および同日放送される銀河戦の結果によって、一気に2勝増える可能性があり、その場合は勝率8割を超える。実質的なデビュー年度となった2017年度、翌2018年度と2年連続で勝率一位賞を獲得しており、今年度は3年連続3度目の受賞がかかる。
勝率一位賞は、星をつぶし合うトップ棋士ではなく、デビュー間もないころから連勝を果たす若手棋士が受賞するケースも多いが、勝ち進むごとに対戦相手のレベルも上がることから、3年連続となれば快挙。羽生善治九段(49)が、同じく実質的なデビュー年度となった1986年度から1999年度まで4年連続で受賞したことがあるが、その後の3年連続は出ておらず、30年ぶりの記録となる。
持ち時間は各6時間で、先手は真田八段。戦型は相矢倉になった。AbemaTVではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
真田圭一八段 とりなんばうどん 藤井聡太七段 御弁当(冷たいうどん)
【昼食休憩時の残り持ち時間】
真田圭一八段 5時間9分(消費51分) 藤井聡太七段 4時間52分(消費1時間8分)
(AbemaTV/将棋チャンネルより)