JTは3月4日、喫煙所を探せる「喫煙所MAP」などの機能を搭載した「CLUB JT」のサービスを開始した。
「CLUB JT」は無料で利用できる会員向けオンラインサービスで、「喫煙所MAP」のほかにポイントの管理やタバコ関連品のオンラインショップが利用できるなど様々な機能が搭載されている。
4月1日に改正健康増進法が全面施行され屋内が原則禁煙となるため、喫煙者にとって便利な機能である「喫煙所MAP」。特徴は位置情報サービスを利用して現在地付近にある「レストラン」「居酒屋」「カフェ」「一般喫煙所」などの喫煙可能な場所がアイコンで表示されるところで、東京23区限定ではあるが路上喫煙禁止区域も表示されるようになっている。
コメンテーターの慶応大学特任准教授でプロデューサーの若新雄純氏は「今まで一度もたばこを吸ったことがない人は喫煙者の気持ちをわかることができないと思うんですよ、なんであんなにタバコを吸いたいのかって想像すらできないと思う。だから、分かり合うのって難しいと思う」と非喫煙者は喫煙者の気持ちを想像することが難しいと指摘。
続けて「(非喫煙者は)喫煙者にどうしても冷たくなりがちなんですけど、たばこ税の税収は毎年2兆円もあり、喫煙者は自分たちの体を悪くしながら2兆も国に税金を収めてくれているので、飲食店などでもむしろ『どうも! 喫煙者の方ですか?』とVIP席のような場所に通してあげてバンバン税金を収めていただいて、今回のような新型コロナウイルスの流行のような事態が起こった際には、補填する費用としてたばこ税から、というようなことになればウィンウィンじゃないですかね」と、喫煙者と非喫煙者の共生について持論を展開した。
JTの開発担当者は「どこで吸えばいいかわからない人に向け、多くの喫煙スポットを掲載しましたが、スポットの情報が少なく調査に苦労しました」とコメントしている。なお「喫煙者MAP」の機能は「CLUB JT」にログインは不要で、誰でも利用することができるという。
(AbemaTV/「けやきヒルズ」より)
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