今年1月、マレーシアで追突事故に巻き込まれて顔に複数箇所の裂傷や全身打撲を負った後、帰国後2月に参加した日本代表合宿の際に「シャトルがぼやけて見える」と発言。その後の精密検査で右目の「眼窩底骨折」が発覚して手術を行い、全治3カ月と診断されたバドミントンの桃田賢斗選手が6日、事故後としては初となる記者会見に臨んだ。
事故以来、大会の欠場が続くも世界ランキングは1位を維持しており、東京五輪での金メダル最有力候補は揺るがない桃田。3月に行われる全英オープンの欠場は決定しており、東京五輪に向けて気になるコンディションについては「再検査もしっかり受け、トレーニング再開の許可も出たので、少しずつトレーナーさんに身体の状態をケアしてもらいながら練習に取り組めているので充実感がある」と話した。
その一方、今後の試合のスケジュールに関しては「未定。そこも色々な方と相談しながら決めていきたい。コートに立つとどうしても動きたくなってしまう。それをセーブするのが課題」と焦らずに取り組んでいくことを強調した。
また東京五輪への想いを問われた桃田は「東京五輪もそうだが、まずは目の前のことを一つひとつ、全力で取り組んでいきたい。今回の経験をして、今まで東京五輪は延長線上にある大会だと思っていたが、色々な方に応援してもらい、今は金メダルを狙っていきたいと思っている」と東京五輪、さらに金メダルへの思いを口にした。(ANNニュース)
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