日本将棋連盟による3月9日週の公式戦は、3年連続で勝率8割超を記録している藤井聡太七段が2局に登場。3年連続での勝率一位賞獲得に、さらに突き進むか。13・14日には渡辺明王将と広瀬章人八段による王将戦七番勝負の第6局が行われる。広瀬八段はタイトル奪取に成功するか。主な対局は以下のとおり。
3月9日(月曜日)
竜王戦6組 青野照市九段 対 西山朋佳女流三冠 (携帯中継)
王位戦挑決リーグ 鈴木大介九段 対 本田奎五段 (携帯中継)
王座戦二次予選 佐藤康光九段 対 屋敷伸之九段 (携帯中継)
棋王戦予選 藤井聡太七段 対 出口若武四段 (AbemaTV・携帯中継)
今年度の勝率が8割を超えた藤井七段は、実質的なデビュー年度となった2017年度から現在、3年連続で勝率トップ。このまま勝率一位賞を獲得すれば、羽生善治九段以来となる30年ぶりの快記録だ。棋王戦は予選、本戦からなり、本戦はベスト4に入れば1敗しても敗者復活戦からタイトル挑戦の可能性が残る独自なシステムを採用している。持ち時間は各4時間。
王将戦一次予選 船江恒平六段 対 都成竜馬六段 (携帯中継)
3月10日(火曜日)
竜王戦5組 川上猛七段 対 瀬川晶司六段 (携帯中継)
新人王戦 山本博志四段 対 室谷由紀女流三段 (携帯中継)
ヒューリック杯清麗戦予選 中村真梨花女流三段 対 加藤圭女流1級 (携帯中継)
倉敷藤花 相川春香女流初段 対 小高佐季子女流1級 (携帯中継)
3月11日(水曜日)
竜王戦1組出決 広瀬章人八段 対 阿部健治郎七段 (携帯中継)
順位戦B級2組 横山泰明七段 対 北浜健介八段 (携帯中継)
順位戦B級2組 中田宏樹八段 対 近藤誠也六段 (携帯中継)
順位戦B級2組 村山慈明七段 対 澤田真吾六段 (携帯中継)
3月12日(木曜日)
竜王戦3組 高橋道雄九段 対 藤井聡太七段 (AbemaTV・携帯中継)
デビュー以来、ランキング戦を6組、5組、4組と3年連続優勝を果たした藤井七段。3組でも4年連続優勝を目指している。3組からは優勝者のみが本戦出場権を獲得。4人が2組に昇級することができる。2組は2人、1組からは5人が本戦に出場できるシステムなため、タイトルに近づくためにも上位組に参加することは重要だ。持ち時間は各5時間で、先手・後手は振り駒で決まる。
順位戦B級1組 深浦康市九段 対 永瀬拓矢二冠 (携帯中継)
順位戦B級1組 斎藤慎太郎七段 対 郷田真隆九段 (携帯中継)
王位戦挑決リーグ 羽生善治九段 対 上村亘五段 (AbemaTV・携帯中継)
前人未踏のタイトル100期を目指す羽生九段。参加している挑決リーグ・白組では初戦で藤井七段に敗れてつまずいた。挑戦権獲得には、まず白組で優勝、紅組の優勝者との挑戦者決定戦を制する必要がある。持ち時間は各4時間。
王将戦一次予選 三枚堂達也七段 対 黒沢怜生五段 (携帯中継)
ヒューリック杯清麗戦 上田初美女流四段 対 加藤桃子女流三段 (携帯中継)
3月13・14日(金・土曜日)
大阪王将杯王将戦第6局 渡辺明王将 対 広瀬章人八段 (将棋プレミアム・携帯中継)
3月13日(金曜日)
竜王戦1組出決 木村一基王位 対 橋本崇載八段 (携帯中継)
竜王戦6組 高野智史五段 対 佐々木大地五段 (携帯中継)
王位戦挑決リーグ 豊島将之竜王・名人 対 佐藤秀司七段 (携帯中継)
王位戦挑決リーグ 稲葉陽八段 対 菅井竜也八段 (携帯中継)
(AbemaTV/将棋チャンネルより)